Form & Proportion of Hoi An U-Cafe

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ホイアンには間口が狭く奥行きが長い日本の町家に似た住宅が多く残る。
柱間は2.4〜3mと短く、柱が林立した印象を受ける。風水上間口中央には柱を設けず、柱間は必ず奇数間。緩いこう配の切妻屋根が繋がる。「洪水」に対処した1階の工夫。これらをデザインモチーフとした。
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ホイアンの伝統町家の俯瞰図

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計画建物平面図

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町家の屋根は瓦でできており、修復にも用いられている。
今回の建物の屋根にも同じ瓦を用いた。
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町家の壁はレンガ積みで出来ており、その上に漆喰などの仕上が施されている。
今回の建物の外壁は通常は隠蔽してしまうレンガを外壁のデザインに用いた。

ホイアンの「洪水」
少し雨が続くと道路が冠水する。これは頻繁に起こる。船を浮かべて移動するのは年に1回程度おこる。何年に一度か、ここまで来たと壁面に記録される程冠水する。
必ずしも大雨と連動して洪水が起こるとは限らないことと水位が上がるのが前もって判るのが特徴で、その時は家具を2階に避難させる。
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